三命通会巻一・釈六十甲子性質吉凶(断語+詳論)
壬辰の水は竜水であり、雷電および春夏を喜ぶ。正印、天徳、水禄馬庫、退神、平頭、聾唖を帯びる。
壬辰は自庫の水である。池沼に水が湛えられる地のごとく、金が来てこれを決壊させることを忌む。もし重ねて壬辰を見るならば、これを自刑といい、別の辰であれば咎めはない。多くの水や土に遭えばみな喜ぶ。ただ壬戌・癸亥・丙子の水が、生旺の度を越して広漠際限なく帰着する処がないのを恐れる。『五行要論』にいわく、「壬辰の水は正印となり、清明潤沃の徳を含む。これを受けた者は包容力広大にして心識は鏡の如し。春夏にこれを得れば大いなる福慧をなし、秋冬にこれを得れば奸詐にして徳なき類となる」と。