三命通会巻一・釈六十甲子性質吉凶(断語+詳論)
庚子の土は、土中の中空なる者にして屋宇(おくう)であり、木および金を喜ぶ。木徳合、杖刑。庚子は厚徳の土である。多くの水を克することができ、他の木を忌まない。およそ木は子に至れば気がないからである。もし壬申の金に遇えば、これを「明位禄」と称し、その貴たることは必定である。辛丑は福聚の土である。衆木も克することができない。丑は金庫であり、丑の中に金があるため、木を見ても何の傷があろうか。『玉宵宝鑑』に「庚子・辛丑の土は木を愛して水を悪(にく)む。木を見れば官となり、水を見るは相宜しからず」と言う。