East Almanac
日本語

22. 山火賁 (贲)

第3爻

この爻が動けば に変じる 27. 山雷颐 (颐)
九三:賁如たり濡如たり、永く貞なれば吉なり。

現代解釈

山火賁の九三は、華やかさと潤いが最高潮に達する一方で、その輝きに溺れず節度を守ることの重要性を説く爻です。外見の賞賛や好調さに心を奪われず、誠実な本分を保ち続けることで真の安定が得られます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 22 贲 — 第3爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/22/3

易の占い

明を司る離卦の頂点に位置する九三は、上下の陰爻に潤され、きらびやかな装飾に包まれる象意を持ちます。伝統的な易の教えでは、華美に偏りすぎると驕りが生じやすいため、恒久的な正しさを守り抜くことで初めて周囲から侮られずに済むと戒められます。好調な時期ほど浮足立たず、節度と品位を保ち続けることが持続的な幸運の基盤となります。

仕事・キャリア

仕事面では、注目度が集まり実績やアピールが華々しく評価されやすい好機を迎えています。小象伝の戒めが示す通り、外見の評判に甘んじることなく実務規律を徹底してこそ、周囲からの信頼が揺るぎないものになります。脚光を浴びているときこそ足元を固め、誠実な職務遂行を続けることが確固たる地位を守る鍵です。

恋愛・対人

恋愛やパートナーシップにおいて、この爻は情熱的で甘やかな雰囲気に満たされる充実期を表します。古典的知見では、ムードや外面的な魅力に酔いしれるだけでなく、日常の誠実な約束を大切にしてこそ関係が長続きするとされます。甘い時間と現実的な思いやりを両立させることが、揺るぎない絆を築く秘訣です。

金運

金運は活況を呈し、潤沢な資金の巡りや華やかな消費の機会に恵まれやすい状況です。しかし、一時的な潤いに惑わされて贅沢を重ねたり過度な出費に走ると、後で資金繰りを圧迫する恐れがあります。余剰を堅実に蓄え、長期的な健全性を保つ管理を徹底することで、安定した豊かさを維持できます。

参考資料

原文

小象伝

永貞の吉は、終に之を陵ぐことなきなり。

古典注釈

伊川易伝爻辞

三は文明の極みに処し、二と四の二陰と間処して相賁り、賁の盛んなる者である。ゆえに「賁如」という。「如」は辞の助けである。賁飾の盛んなるは光彩潤沢である。ゆえに「濡如」という。光彩の盛んなればすなわち潤沢がある。『詩経』に「麀鹿濯濯たり」というが如し。「永貞なれば吉」とは、三は二・四と正応ならざるに、相比して相賁るを成す。ゆえに常に永く貞正なるべしと戒めるのである。賁とは飾ることである。賁飾の事は常に保つことが難しい。ゆえに永貞なれば吉である。三は四と相賁り、また下は二に比す。二柔が一剛を文にし、上下交わりて賁るは、賁の盛んなるものである。

伊川易伝小象伝

飾りて常なく、かつ正でなければ人に凌侮される。ゆえに能く永く正なれば吉であると戒めるのである。その賁がすでに常に正であるならば、誰がよくこれを凌ぐことができようか。

周易注爻辞

下体の極みに処し、居りてその位を得て、二と相比し、倶にその正を履み、和合相潤してその文を成す者である。すでにその飾りを得て、またその潤いを得る。ゆえに「賁如濡如」という。永くその貞を保てば、物もこれを凌ぐこと莫し。ゆえに「永貞なれば吉」というのである。

周易正義爻辞

正義に曰く、「賁如濡如」とは、賁如は華飾のさま、濡如は潤沢の理である。居りてその位を得て、二と相比し、和合して文飾し、潤沢がある。ゆえに「賁如濡如」という。その美はこのようであり、長らく貞吉を保てば、物もこれを凌ぐこと莫し。ゆえに『象伝』に「永貞の吉は、終にこれを凌ぐ莫きなり」というのである。

出典