East Almanac
日本語

46. 地风升 (升)

第4爻

この爻が動けば に変じる 32. 雷风恒 (恒)
六四:王用いて岐山に享す、吉にして咎なし。

現代解釈

升卦六四は、柔順にして正を得て公卿の高位へと登り、至誠をもって上に仕える姿を象徴しています。敬虔な態度で分を弁え、時勢に順応して職務を全うすることで、吉にして咎なきを得ます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 46 升 — 第4爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/46/4

易の占い

伝統的な解釈において六四は、内卦の巽順から外卦の坤順へと移行する節目の位であり、陰位に陰柔で居るため正を得ています。周の文王が岐山で祭祀を行い徳を修めた故事を引く爻辞は、高位に進んでも驕らず、敬虔な誠意をもって順応することの尊さを教えています。之卦が恒卦へ向かうことからも、誠実な本分を恒久的に守り続ける姿勢が強調されます。要するに、謙虚さと敬意を忘れずに周囲へ順応していけば、進境は盤石なものとなります。

仕事・キャリア

職務上の立場が高まり、重要な責任を担う管理・補佐の立ち位置で力を発揮する段階に入ります。古典の視点では、強引な自己主張を避けて上位方針を丁寧に履行し、組織の調和を保つことが最大の美徳とされます。周囲への敬意と忠実な業務遂行が、結果として組織内での評価を確固たるものにします。要するに、出過ぎた行動を控え組織の秩序に誠実に従うことが、周囲の絶対的な信頼を獲得する基盤となります。

恋愛・対人

関係性が深まり、将来の誓約や公の場への紹介など、形式や責任を伴う節目を迎える時期です。伝統の教えは、互いへの礼儀と誠実な敬意を重んじることで、安泰で穏やかな結びつきが築かれると説いています。相手の立場や環境を尊重し、穏やかに足並みを揃える配慮が安心感を生みます。要するに、礼儀と敬意を大切に思いやる姿勢が、二人の絆を揺るぎないものに育てます。

金運

手堅い管理と信用の積み重ねが実を結び、長期的な資産安定を図るのに適した運気です。六四の象意は投機的な勝負ではなく、公的な規約や契約を厳格に順守する堅実な運用を是とします。派手な拡張を望むよりも、既存の権利や資産をルール通りに守り抜くことが肝要です。要するに、手続きや規約を忠実に守って堅実に管理することが、財産の保全と安定をもたらします。

参考資料

原文

小象伝

「王用いて岐山に亨す」とは、事に従うなり。

古典注釈

周易本義小象伝

順を以て升り、山に登りて祭るの象なり。

伊川易伝爻辞

四は柔順の才にして、上は君の升るに順い、下は下の進むに順い、己はその所に止まる。陰を以て柔に居り、陰にして下に在りてその所に止まるなり。昔者文王の岐山の下に居りしや、上は天子に順いてこれを道に致さんと欲し、下は天下の賢に順いてこれをして昇進せしめ、己は則ち柔順謙恭にしてその位を出でず。至徳かくの如し。周の王業は是を用いて亨るなり。四能くこの如くならば、則ち亨りて吉、且つ咎なからん。四の才固より自ら善なり、復た咎なしの辞あるは何ぞや。曰く、四の才は善なりと雖も、その位は当に戒むべし。君に近き位に居りて升の時に在らば、復た升るべからず。升れば則ち凶咎知るべし。故に文王の如くなれば則ち吉にして咎なしと云うなり。然れども大臣の位に処りて、升に事なきを得ず。当に上はその君の道を昇らしめ、下は天下の賢を昇らしめ、己はその分に止まるべし。分は当に止まるべしと雖も、徳は則ち当に升るべく、道は則ち当に亨るべし。斯の道を尽くす者は、それ唯だ文王か。

象に曰く、「王用いて岐山に亨すとは、順事なり」とは、 四は君に近き位に居りて升の時に当たり、吉にして咎なきを得る者は、順徳あるを以てなり。柔を以て坤に居るは順の至りなり。文王の岐山に亨するも、亦た時に順うを以てするのみ。上は上に順い、下は下に順い、己は順いてその義に処る。故に「順事なり」と云うなり。

周易注爻辞

升の際に処り、下升りて進む、納るべくして距むべからざるなり。下の進むを距み、攘い来たりて自ら専らにせば、則ち殃咎至らん。もし能く距まずして納れ、物の情に順いて以て庶志を通ぜば、則ち「吉」にして「咎なし」を得ん。岐山の会は、事に順うの情にして、納れざる無きなり。

周易正義爻辞

正義に曰く、「王用いて岐山に亨す」とは、六四は升の際に処り、下体の二爻皆来たりて上昇す、納るべくして距むべからず。事文王岐山の会と同じ。故に「王用いて岐山に亨す」と言うなり。「吉にして咎なし」とは、もし能く納れて距まず、物の情に順わば、則ち吉にして咎なきを得る。故に「吉にして咎なし」と言うなり。

周易正義小象伝

正義に曰く、「順事」とは、物の情に順いて、功を立て事を立つ。故に「順事」と言うなり。

出典