三命通会巻一・釈六十甲子性質吉凶(断語+詳論)
壬寅の金は金の華飾であり、木および微火を喜ぶ。截路、平頭、聾唖。
壬寅の金は君に事(つか)えて逆らわず、庚申の木は臣となって強からず。五行は五音に属し、宮土は君であり、商金は臣であり、角木は民である。商が太過なれば臣が強くなり、角が太過なれば君が弱くなる。ゆえに五音の中では、常に四清を用いて商・角を殺す。庚申は角木の自絶であり、壬寅は商金の自絶である。性情は忠順の道を得ており、ゆえに君に事えて逆らわず、臣となって強からず。それゆえ紫微・鸞台・鳳閣以上の高官は、金木の生旺の命を決して忌む。このようであれば必ずその任に就けず、就いたとしても長くは続かない。ただ台諫のみは可とする。もし金木が生旺であっても克破されていればこの限りにあらず。庚申の木や乙巳の火は、土と金が生じるべきなのにかえって生ぜず、丙午の水や癸卯の金は、木と水が死すべきなのにかえって死なない。土は申に生ずるが庚申には生ぜず、水は申に生ずるが戊申には生ぜず、火は寅に生ずるが甲寅には生ぜず、金は巳に生ずるが乙巳には生ぜず、木は亥に生ずるが辛亥には生ぜず。けだし生処にしてかえって制を受けるからであり、これを得る者は夭寿となる。木は卯に死するが癸卯には死せず、土は卯に死するが丁卯には死せず、木は午に死するが丙午には死せず、金は子に死するが庚子には死せず、火は酉に死するが辛酉には死せず。けだし死処にして生を得るからであり、これを得る者は長寿となる。