East Almanac
日本語

19. 地泽臨 (临)

第2爻

この爻が動けば に変じる 24. 地雷復 (复)
九二:咸臨、吉にして利ろしからざるなし。

現代解釈

九二は剛健の中徳を備え、尊位にある六五と深く共鳴し合って強い推進力を発揮します。自発的な誠意と行動力をもって臨むことで、多くの事柄が滞りなく前進する好機です。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 19 临 — 第2爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/19/2

易の占い

九二は下卦の中位にあって剛健と調和を兼備し、柔中な君主たる六五と強固な感応関係を結んでいます。伝統的な小象伝の解説では、この吉祥は単に運命を受動的に待つのではなく、自発的な徳性と行動によって局面を切り拓く点にあると解釈されます。確信を持って主導的に行動を起こすことで、大きな成果へとつなげることができます。

仕事・キャリア

組織の中核として裁量を委ねられ、上層部や主要クライアントからの厚い信任を得て手腕を発揮できる充実期です。自身の判断力と実行力を信じ、重要な施策や連携を前向きに牽引することが成果への鍵となります。主体的なリーダーシップを発揮して推進することで、確かな飛躍を遂げられます。

恋愛・対人

深い精神的な結びつきと相互理解に恵まれ、二人の未来に向けた意志が自然と一致しやすい安定期です。お互いの責任感を分かち合い、将来への具体的な歩みを進めるのに適したタイミングといえます。前向きで確固たる意思表示を重ねることで、絆はより強固なものになります。

金運

客観的な状況把握が冴え、信頼できるパートナーとの連携や主軸業務の進展を通じて好調な流れを捉えられます。手堅い実績のある分野や生産的な取り組みへ適切に注力することが、実利を着実に広げます。的確な分析に基づいて計画的に進めることで、着実な実りを得られます。

参考資料

原文

小象伝

「咸臨、吉にして利ろしからざるなし」とは、未だ命に順わざるなり。

古典注釈

周易本義爻辞

剛にして中を得(得中)、勢い上進す。ゆえにその占は吉にして利ろしからざるなきなり。

周易本義小象伝

未だ詳らかならず。

伊川易伝爻辞

二はまさに陽長じて漸く盛んなり。六五の中順の君に感動し、その交わり親し。ゆえに信任を見出され、その志を行うを得たり。臨むところ吉にして利ろしからざるなきなり。「吉」とはすでに然るがごときがゆえに吉なり。「利ろしからざるなし」とは、まさに施すところにおいて利ろしからざる所なきなり。

伊川易伝小象伝

「未だ」とは、遽(にわか)ならざるの辞なり。『孟子』に「あるいは問う、『斉に燕を伐つを勧むるや、これありや』と。曰く、『未だし』」と。また云う、「仲子の食らうところの粟は伯夷の樹うる所か、抑々また盗跖の樹うる所か。これはいまだ知るべからざるなり」と。『史記』に侯嬴曰く「人は固よりいまだ知り易からず」と。古人の字を用うるの意はみなかくのごとし。今人は大率対して「已」の字を用い、ゆえに意は異なるに似たれども、然れども実は異ならざるなり。九二は五と感応して以て下に臨む。けだし剛徳の長にしてまた得中し、至誠もて相感ずるをもってなり。上の命に従うによるにあらざるなり。ここを以て吉にして利ろしからざるなし。五は順体にして二は説体、また陰陽相応ず。ゆえに象は特にその説順によるにあらざるを明らかにするなり。

周易注爻辞

応ずること五にあり、感じて以て臨む者なり。剛勝てば則ち柔危うし。しかるに五の体は柔にして、よくこの志を同じくする者にあらざるなり。もし五に従えば則ち剛徳長ぜず、何によって「吉にして利ろしからざるなし」を得んや。全く相違うときは則ち感応において失い、その「咸臨にして吉、利ろしからざるなし」を得るは、必ずや未だ命に従わざるなり。

周易正義爻辞

正義に曰く、「咸臨吉」とは、咸は感なり。五に応ずることあり、これ感じて以て臨みその吉を得るなり。「利ろしからざるなし」とは、二は五と相応ずといえども、二の体はこれ剛、五の体はこれ柔にして、両者相感ずといえどもその志は同じからず。もし純いて剛を用いて往けば則ち五の従わざる所となり、もし純いて柔を用いて往けばまた己の剛性を損なう。必ずや事の宜しきを商量し、従うあり否とするありて、すなわち「利ろしからざるなし」を得るなり。

周易正義小象伝

正義に曰く、「いまだ命に従わず」とは、「利ろしからざるなし」の義を釈くなり。いまだ尽く五の命に従うべからず、すべからく事の宜しきを斟酌し、従うあり否とするあるべし。ゆえに「利ろしからざるなし」を得るなり。すなわち君臣上下、可を献じ否を替ゆるの義なり。

一撮金爻辞

九二・二爻、上上:和合の事、談笑の裡に成る。喜ばしき便りは半程にあり、平歩して青雲を踏む。

出典