East Almanac
日本語

25. 天雷無妄 (无妄)

第1爻

この爻が動けば に変じる 12. 天地否 (否)
初九:无妄なり、往けば吉。

現代解釈

初九は陽剛にして正位を得ており、下卦・震の始めにあって邪心や計算のない純粋な動意を象徴します。私心のない真っ直ぐな初心を抱いて前進することで、天理にかなった順調な進展が得られます。

AIにこのページを聞いてみる

リンクはプロンプトを事前入力するだけで送信しません — 主導権はあなたに。リンクが効かない場合は下のプロンプトをコピーしてください。

プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 25 无妄 — 第1爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/25/1

易の占い

下卦である震の主爻として、小細工や打算を交えずに純粋な動機から一歩を踏み出す姿を示しています。伝統的な易学では「無妄の往きは、志を得るなり」と説かれ、誠実な本心に根ざした行動は天の理に沿って好結果を導くとされます。之卦の天地否は、前進の過程で頑迷な閉塞感に出会っても信念を曲げない自戒を促しています。一言で言えば、損得勘定を捨てて誠実な初心のまま堂々と進むことが、最善の成果を引き寄せます。

仕事・キャリア

新たな事業や業務の立ち上げ期において、駆け引きや社内政治に頼るよりも、率直な姿勢と真摯な実務力が周囲の信頼を掴む鍵となります。余計な策略を巡らせず、自らが提供できる価値や業務の本質に集中することが、初期の停滞を打破する突破口となります。純粋な意欲を持って最初の一歩を踏み出すことで、道が自然と拓かれていきます。一言で言えば、打算のない誠実さと確かな実力で勝負することが、新たな道を切り拓く最大の近道です。

恋愛・対人

打算やテクニックを交えず、ありのままの素直な好意を伝えることで、相手の心に温かく響く時期です。余計な駆け引きや見栄を張ることなく、率直かつ誠実に接することが、二人の間に確かな信頼関係を築く基盤となります。飾らない真心こそが最も強い魅力を放ちます。一言で言えば、小細工を弄さず素直な気持ちをストレートに伝えることが、良縁を深める最良の鍵となります。

金運

本業に真摯に向き合い、誠実な労働と価値提供を通じて正当な対価を得るのに適した運気です。古典的な知見においても、投機的な甘い話や安易な近道に惑わされず、正道を守ることが堅実な実りをもたらすとされています。初期の資金計画を堅実に立て、地に足をつけた運用を心がけることが大切です。一言で言えば、目先のうまい話に飛びつかず本業の実直な積み重ねで得ることこそが、安定した財を築く道です。

参考資料

原文

小象伝

无妄にして往くとは、志を得るなり。

古典注釈

周易本義爻辞

剛を以て内に在り、誠の主なり。かくの如くして往けばその吉知るべし。故にその象占かくの如し。

周易本義小象伝

菑は側其の反。畬は音余。

柔順中正にして時に因り理に順い、私意期望の心無し。故に耕さずして穫り、菑せずして畬するの象あり。その前に為す所無く、後に冀う所無きを言うなり。占う者かくの如くなれば、則ち往く所有るに利ろし。

伊川易伝爻辞

九は陽剛を以て内に主たり、天雷無妄の象。剛実を以て柔を変じて内に居り、中誠にして妄ならざる者なり。天雷無妄を以て往けば、何れの所か吉ならざらん。卦辞に「往く攸有るに利ろしからず」と言うは、既に無妄なれば復た往く有るべからざるを謂うなり、過ぐれば則ち妄なり。爻に「往けば吉」と言うは、天雷無妄の道を以て行けば則ち吉なるを謂うなり。

伊川易伝小象伝

天雷無妄を以て往けばその志を得ざる無し。蓋し誠の物において動かす能わざるは無し。これを以て身を修むれば則ち身正しく、これを以て事を治むれば則ち事その理を得、これを以て人に臨めば則ち人感化す。往くとしてその志を得ざる所無きなり。

周易注爻辞

剛を体して下に処り、貴を以て賤に下る。行い妄を犯さず、故に往きてその志を得るなり。

周易正義爻辞

正義に曰く、剛を体して下に居り、貴を以て賤に下る。行う所の教化、妄動を為さず、故に「往けば吉」にして志を得るなり。

一撮金爻辞

初九・初爻・上上:心純正にして、妄りに行わず。翻覆終に免る可く、風波一点も無し。

出典