East Almanac
日本語

3. 水雷屯 (屯)

第4爻

この爻が動けば に変じる 17. 泽雷隨 (随)
六四:馬に乗りて班如たり、婚媾を求む。往けば吉にして利あらざるなし。

現代解釈

六四は坎の険難の始まりに位置しながらも、正応である初九の剛賢を求めて提携することで困難を突破できる立場です。易伝では、謙虚に外部の力を頼り協力関係を結ぶ行動を、事態を打開する極めて明晰な判断と評価します。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 3 屯 — 第4爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/3/4

易の占い

陰爻が陰位にあって正しい位置を占める六四は、自力での前進には躊躇が伴うものの、初九と正しく応じる関係に恵まれています。古典解釈では、一人で抱え込まずに適切な協力者へ助けを求める「求婚媾」の姿勢こそが吉を呼ぶと説かれます。要するに、困難に直面しても意地を張らず、信頼できる味方に協力を仰ぐことで展望が大きく開けます。

仕事・キャリア

重要な役割を担いつつも周囲の制約が多く、単独での打開が難しい実務環境にあります。組織連携の伝統では、自らの不足を素直に認め、専門スキルを持つ同僚や部下の知恵を借りることが優れたリーダーシップとされます。要するに、周囲の力を借りてチームで課題に立ち向かうことが、成功への一番の近道です。

恋愛・対人

ためらいや遠慮が先行していた関係に、素直なアプローチを通じて前進の兆しが生まれる段階です。易の教えでは、自ら心を開いて誠実に相手を求める行動がわだかまりを解き、深い結びつきを生むと説かれます。要するに、受け身で待つのではなく自分から素直な気持ちを行動で伝えることで、関係が大きく進展します。

金運

単独での投資や資金調達には限界がありますが、共同事業や信頼できるパートナーとの提携により好機を掴める運気です。商業の伝統では、お互いの強みを持ち寄る協調的な取引が安定した実りをもたらすと捉えられます。要するに、一人で抱え込まずに信頼できる相手と手を組むことで、堅実な成果を上げられます。

参考資料

原文

小象伝

求めて往くは、明なるなり。

古典注釈

周易本義爻辞

陰柔にして屯に居り、上進すること能わず、ゆえに乗馬班如の象となす。然れども初九は正を守り下に居りて己に応ず。ゆえにその占は下りて婚媾を求むれば吉となるのである。

伊川易伝爻辞

六四は柔順を以て君に近き位に居り、上に得るところの者である。而してその才は屯を済うに足らず、ゆえに進まんと欲してまた止まり、乗馬班如たるなり。己はすでに時の屯を済うに足らず、もし能く賢を求めて以て自ら輔くればすなわち済うべし。初の陽剛の賢は乃ち正応にして、己の婚媾なり。もしこの陽剛の婚媾を求め、往きて共に陽剛中正の君を輔けて時の屯を済わば、すなわち吉にして利ろしからざる所なきなり。公卿の位に居り、己の才は時の屯を済うに足らずといえども、もし能く下に在る賢を求めて親しみこれを用いば、何ぞ済わざる所あらんや。

伊川易伝小象伝

己の足らざるを知り、賢を求めて自ら輔けて而して後に往く、明というべし。致すを得べき地に居り、己能わざるに遂に至るは暗なる者である。

周易注爻辞

二は初に比すといえども、貞を執りて従わず、己の志を害せざる者なり。求めて好を合わせんとせば、往けば必ず納れられん。ゆえに「往きて吉、利ろしからざるなし」という。

周易注小象伝

彼の情状を見るのである。

周易正義爻辞

正義にいう、六四は初に応ず、ゆえに「馬に乗る」なり。二が己の路を妨ぐるを慮り、ゆえに初めは班如として旋るなり。二はすでに初に従わず、ゆえに四はこれを求めて婚となせば、必ず媾合することを得、ゆえに「往きて吉、利ろしからざるなし」なり。

周易正義小象伝

正義にいう、言うこころは初を求めて往きて婚媾するに、初と二の情状を明識し、初の己を納るるを知り、二の己の志を害せざるを知る、これその明なり。

出典