East Almanac
日本語

13. 天火同人 (同人)

第1爻

この爻が動けば に変じる 33. 天山遁 (遁)
初九:門に於て人に同ず、咎なし。

現代解釈

同人卦の初九は交わりの入り口に位置し、私情や偏見を捨てて広く開かれた場へと踏み出す清廉な始まりを示します。門を出て公平無私に人と交わることで、後々の災いや咎めを未然に防ぐことができます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 13 同人 — 第1爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/13/1

易の占い

初九は陽爻が陽位を得て正しく、之卦は遯卦となって独自の自立性を保ちながら公の場へ向かう姿勢を暗示します。『小象伝』に「門を出でて人に同ず、また誰か咎めん」とあるように、特定の身内びいきや密室の関係を排し、公平な心で接すれば誰からも非難されることはありません。偏りのない開かれた姿勢で一歩を踏み出すことが、健全な協力関係の基盤となります。

仕事・キャリア

新たな職場やプロジェクトの開始にあたっては、特定の派閥に偏ることなく、公平かつ透明な態度で周囲と接することが求められます。初期段階から私的な損得勘定や小グループへの囲い込みを避けることで、組織全体からの信頼を獲得できます。最初から偏見を持たずフラットに関わることで、余計な摩擦を避けスムーズに馴染むことができます。

恋愛・対人

出会いや交際の初期段階においては、独占欲や過度な詮索を控え、まずは爽やかで率直な対話を重ねることが大切です。特定の見返りを性急に求めず、よき知己として相手の価値観を尊重することで、無理のない関係性が育まれます。気負わずに開かれた心で接することが、自然で心地よい絆を築く第一歩となります。

金運

金銭面では個人的な裏取引や不透明な誘いを避け、公開された正規のルールや契約に基づいて行動すべき時期です。立場がまだ十分に確立していない初段階だからこそ、透明性の高いやり取りを徹底することが自己保全につながります。公明正大な手続きを守ることが、財政基盤を確かなものにする最善の道です。

参考資料

原文

小象伝

門を出でて人に同ず、又た誰か咎めんや。

古典注釈

周易本義爻辞

同人の初めにして、未だ私主あらず。剛をもって下に在り、上に係応なし。もって咎なかるべし。ゆえにその象占かくのごとし。

伊川易伝爻辞

九は同人の初めに居りて繋応なし。これ偏私なき同人の公なる者である。ゆえに「門を出でて同人す」となす。門を出づとは外に在るを言う。外に在れば私昵の偏なく、その同ずること博くして公なり。かくのごとくあれば過咎なきなり。

伊川易伝小象伝

門を出でて外において同ずれば、その同ずるところ広くして偏私するところなし。人の同ずるに厚薄親疎の異あれば過咎の由りて生ずるところとなる。すでに偏党するところなければ、誰がこれを咎めようか。

周易注爻辞

同人の始原に居り、同人の首たる者なり。上に応なく、心に係吝なく、大同に通じ、門を出づればみな同じ。ゆえに「門において同人す」と言う。門を出でて同人す、誰と咎をなさんや。

周易正義爻辞

正義に曰く、「同人于門」とは、同人の首に居り、上に応なく、心に繋吝なく、含弘光大にして人に和同し、門外に在りて門を出づればみな同じきなり。ゆえに「咎なし」と言う。

周易正義小象伝

正義に曰く、「又誰咎」とは、「出門同人無咎」の義を釈している。心に繋吝なく、門を出でて人に逢えばみな同じければ、すなわち誰とともに過咎とならんや、ということを言っている。

出典