周易本義爻辞
剛中にして下に在り、上に応ずるを得たり。大車をもって載するの象となす。往く所ありてかくのごとくなれば、以て咎なかるべし。占う者必ずこの徳ありて、乃ちその占に応ずるなり。亨は春秋伝に享に作る、朝献を言うなり。古くは亨通の亨、享献の享、烹飪の烹、皆亨の字に作る。九三は下の上に居り、公侯の象なり。剛にして正を得、上に六五の君ありて中を虚しくし賢に下る。ゆえに天子に享する象となす。占う者その徳あらば、則ちその占かくのごとし。小人は剛正の徳なし、則ちこの爻を得るといえども当たる能わざるなり。