East Almanac
日本語

41. 山泽損 (损)

第4爻

この爻が動けば に変じる 38. 火泽睽 (睽)
六四:其の疾を損ず、遄かに喜あらしむれば、咎なし。

現代解釈

六四は外卦の初位にあり、外部からの適切な支援を受け入れて自身の欠点や長年の弊害を迅速に解消する好機を象徴しています。古典の解釈では、害となる要因を素早く取り除くことで喜びをもたらし、咎なく前進できるとされます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 41 损 — 第4爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/41/4

易の占い

六四は陰爻陰位で正位を得ており、下卦で呼応する初九の剛健な助力を得て自らの停滞を打ち破る構図です。易学の伝統では、己の弱点や患いを自覚して速やかに是正することが、憂いを歓喜へと転じる契機になると捉えられます。抱え込んでいる問題点や悪習慣を直視し、力強い協力者の知恵を借りて迅速に改善へと舵を切るべき局面です。

仕事・キャリア

仕事の現場では、長引く非効率な業務プロセスや隠れた不具合を洗い出し、外部の専門性や同僚の助けを得て速やかに是正する好機です。業務改善の観点からは、過去のやり方に固執せずボトルネックを潔く解消することが、チーム全体の生産性向上をもたらします。指摘された問題点を素直に受け止めて速やかに改善策を講じることで、職場の停滞感を一新しましょう。

恋愛・対人

関係性においては、二人の間にくすぶっていた誤解やすれ違い、あるいは自身の頑なな態度を素直に改めることで関係が好転します。心理的な修復アプローチでは、過去のわだかまりを先送りせず早急に対処することが、互いの安心感と親密さを取り戻す鍵とされます。相手からの率直な指摘を受け入れ、関係を損ねていた習慣を改めることで、心地よい絆を取り戻せます。

金運

財務面では、不要な固定費の支払いや損失を生み続けている不良な習慣を速やかに断ち切ることが、家計の健全化へ直結します。金融管理の原則においても、負債や無駄な出費という要因を早期に切除することこそが、手元の資金繰りを安定させる基本です。惰性で続けていた無駄な出費を直ちに整理し、盤石な収支バランスを整えてください。

参考資料

原文

小象伝

其の疾を損ずとは、亦た喜ぶべきなり。

古典注釈

周易本義爻辞

初九の陽剛を以て己を益し、その陰柔の疾を損ず。ただ速やかなるを善と為す。占う者にこの如くならば咎なからんと戒むるなり。

周易本義小象伝

柔順虚中にして以て尊位に居り、損の時に当たりて天下の益を受くる者なり。両亀を朋と為す。十朋の亀は大宝なり。或いはこれを以て益せば辞する能わず、その吉なる知るべし。占う者この徳あらばすなわちその応を獲るなり。

伊川易伝爻辞

四は陰柔を以て上に居り、初の剛陽と相応ず。損時に在りて剛に応ずれば、能く自ら損じて以て剛陽に従うなり。不善を損じて以て善に従うなり。初の四を益するは、その柔を損じてこれを益するに剛を以てし、その不善を損ずるなり。故に「その疾を損ず」と曰う。疾とは疾病・不善を謂うなり。不善を損ずるは、ただこれを遄速ならしむればすなわち喜ありて咎なきなり。人の過ちを損ずるは、ただ速やかならざるを患う。速やかなればすなわち深過に至らず、喜ぶべしと為すなり。

伊川易伝小象伝

其の疾とする所を損ずるは固より喜ぶべし。「云」もまた発語の辞なり。

周易注爻辞

履みてその位を得、柔を以て剛を納れ、能くその疾を損ずるなり。疾何ぞ久しかるべけん。故に速やかなれば乃ち喜あり。疾を損じて以てその咎を離れ、喜ありて乃ち免る。故に速やかならしむれば乃ち喜あり、喜ありて乃ち「咎なし」なり。

周易正義爻辞

「六四」より「無咎」に至る。

正義に曰く、「疾」とは相思の疾なり。初九自ら己を損じて遄かに往き、己は正道を以て速やかに納るれば、陰陽相会し、同志ここに集い来たりて、復た企望の疾なきなり、故に「その疾を損ず」と言う。疾何ぞ久しかるべけん、速やかなれば乃ち喜あり、喜あれば乃ち咎なし、故に「遄かならしむれば喜あり、咎なし」と言う。

注に「履得其位」より「有喜乃無咎也」に至る。

正義に曰く、「速やかなれば乃ち喜あり、喜あれば乃ち咎なし」とは、相感じて久しく相会わざれば、すなわち勤望の憂いあり、故に「速やかなれば乃ち喜あり」。初九自ら損じて以て四を益すに、四速やかに納れざれば、すなわち益を失うの咎あり、故に「喜ありて乃ち咎なし」と言うなり。

周易正義小象伝

正義に曰く、「亦た喜ぶべし」とは、『詩』に「亦た既に見て止み、我が心則ち降る」と曰えり。亦た喜ばしからずや。

出典