周易本義卦辞
兌は説ぶなり。一陰が二陽の上に進み、喜の外に見るるなり。その象を沢と為すは、その万物を説ばしむるを取り、また坎水にしてその下流を塞ぐの象を取る。卦体は剛中にして柔外なり。剛中なるが故に説びて亨り、柔外なるが故に貞に利ろし。蓋し説びには亨る道ありて、その妄説は戒めざるべからず、故にその占かくのごとし。また柔外なるが故に説亨と為し、剛中なるが故に貞に利ろしと為すもまた一義なり。説の音は悦、下も同じ。
卦の名義を釈す。先は西薦の反、また字の如し。難は乃旦の反。
卦体を以て卦辞を釈して極言す。