East Almanac
日本語

23. 山地剝 (剥)

第3爻

この爻が動けば に変じる 52. 艮為山 (艮)
六三:之を剝とす、咎なし。

現代解釈

六三は、衰退へと向かう集団の中にありながら、最上位の陽に心を通わせて独り正しさを守る姿勢を意味します。伝統的な易学では、周囲と同調せず正しい道を選択することで、過ちを免れることができると位置づけられます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 23 剥 — 第3爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/23/3

易の占い

陰が連なる剥の卦において、六三は唯一、頂点にある上九の陽と正応の関係を結んでおり、爻辞には「これを剥ぐ、咎なし」と記されています。小象伝が「上下を失う」と述べるように、身近な同調者から離れる代償を払ってでも、確固たる正道に寄り添う姿を示します。要するに、周囲の誤った流れに流されず、良識ある方針に正しく従うことで災いを避けられます。

仕事・キャリア

職場の悪しき前例や非合理的な方針に周囲が従う中、安易に同調すれば自らの信用まで失墜しかねない状況です。目先の空気に屈せず、高潔な理念を持つ指導層や客観的な職業倫理に従うことこそが、身を守る活路を開きます。要するに、集団の怠惰から一歩距離を置き、専門的な正しさを堅持することが評価と安全につながります。

恋愛・対人

感情面では仲間内や目上の人からの反対の声に直面するかもしれませんが、互いに意思が固く、理念が一致していれば揺らぎにくい傾向があります。外野の無責任な評判や周囲の反発に惑わされず、互いの本質的な信頼に立ち返ることが何よりの支えとなります。要するに、周りの雑音に左右されることなく、本当に信頼できる相手との絆を大切にしてください。

金運

市場や周囲が投機的な熱狂や衰退する計画に群がっている時、群集心理から勇気をもって離脱すべき時期です。不健全な投資案件や損失の膨らむ共同プロジェクトからは速やかに身を引き、確かな価値を持つ対象へ方針転換することが賢明です。要するに、周囲の動きに惑わされず、客観的で堅実な基準に基づいて資金を引き揚げる判断が功を奏します。

参考資料

原文

小象伝

之を剝として咎なしとは、上下を失えばなり。

古典注釈

周易本義爻辞

衆陰がまさに陽を剥するにあたり、己のみ独りこれに応ず。その党を去りて正に従うは、咎なき道である。占う者この如くなれば、咎なきを得る。

周易本義小象伝

上下とは四陰をいう。

伊川易伝爻辞

衆陰が陽を剥する時にあたり、三独り剛に居りて剛に応じ、上下の陰と異なる。志は正に従い、剥の時に処して咎なき者となる。三のなすところは善というべきであるのに、吉と言わないのは何故か。曰く、まさに群陰が陽を剥し衆小人が君子を害する時にあたり、三は正に従うといえどもその勢は孤弱であり、応ずるところは無位の地に在る。この時に当たりては免れることすら難しく、いずくんぞ吉を得んや。その義は咎なしとなるのみである。その咎なしと言うのは勧める所以である。

伊川易伝小象伝

三が剥に居りて咎なき者は、その処するところが上下の諸陰と異なり、これその同類と相失するからである。剥に処する道において咎なしとなすは、東漢の呂強の如きがこれである。

周易注爻辞

上と応をなし、群陰が陽を剥するに、我独りこれに叶う。剥に処すといえども、もって「咎なし」とすべし。

周易注小象伝

三の上下に各々二陰があるのに、三独り陽に応ずれば、すなわち「上下を失う」のである。

周易正義爻辞

正義に曰く、六三は上九と応をなし、陽を剥する時に在りといえども独り能く陽と相応じ、失位して剥に処すといえども「咎なし」である。

周易正義小象伝

正義に曰く、咎なきの義を釈する。上下の群陰はみなことごとく陽を剥するのに、己独り能く上下の情に違失して往きてこれに応ず。ゆえに「咎なし」である。

一撮金爻辞

六三・三爻【上上】:玉石なお蒙昧たるに、那ぞ小悔の多きに堪えん。終には咎なく、笑って呵呵たり。

出典