East Almanac
日本語

61. 风泽中孚 (中孚)

第4爻

この爻が動けば に変じる 10. 天泽履 (履)
六四:月すでに望、馬匹亡ぶ、咎なし。

現代解釈

中孚卦の六四は、小集団の馴れ合いや偏った人間関係を断ち、大局的な公務や高次の目的に専念する清廉さを表します。私利私欲を捨てて正しい本分に従うことで、過ちやとがめを免れることができます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 61 中孚 — 第4爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/61/4

易の占い

陰爻が正しい位にあって尊位の九五に寄り添い、私的な派閥を離れて大局を支える徳を備えています。伝統的な注釈では「月既に望、馬匹亡ぶ」とされ、私的な同僚との徒党を解消して上位の志に従うことで咎なしとされます。身近なしがらみや偏った身内意識を手放す覚悟が、公正で揺るぎない立場を確立します。

仕事・キャリア

社内の派閥争いや内輪の利害関係から距離を置き、組織全体の目標や上位方針に実直に従うべき局面です。古典的視座では、小グループへの執着を断ち切ることで、真の信任と広い視野を獲得できると説かれます。狭い身内意識を排して公正に職責を果たすことが、あなたの立場をより確固たるものにします。

恋愛・対人

過去の未練や周囲の余計なお節介をきっぱり断ち切り、パートナーとの一対一の誠実な絆に意識を集中させる時です。伝統的な解釈では、枝葉の人間関係を整理することが真の円満をもたらす象とされます。外野の声や過去の比較を気にせず二人の約束を大切にすることが、深い信頼関係を築く力になります。

金運

細々とした投機案件や付き合いで行っている資金分散を見直し、本筋の健全な資産へと一本化することが望まれます。伝統的な教訓では、不要な枝葉を整理して集中することが損失を防ぎ無難を得る道とされます。非効率なしがらみの投資を整理して主軸を明確にすることが、財務の健全性を高めます。

参考資料

原文

小象伝

馬匹亡ぶとは、類を絶ちて上るなり。

古典注釈

伊川易伝爻辞

四は孚を成すの主たり。君に近き位に居り、処りてその正を得、上はこれを至信す。孚の任に当たる者なり。月の幾望(きぼう)なるがごときは、盛んの至りなり。已に望なれば敵す。臣にして君に敵すれば禍敗必ず至る。ゆえに幾望を以て至盛となす。馬匹亡ぶとは、四と初は正応にして匹たり。古者車を駕するに四馬を用い、純色を備うる能わざれば、両服・両驂各々一色とす。また大小必ず相称う。ゆえに両馬を匹となす、対を謂うなり。馬は行く物なり。初は四に上応し、四もまた進みて五に従う。皆上行す、ゆえに馬を以て象となす。孚の道は一に在り。四は既に五に従い、もし復た下に初に繋がらば、一ならずして孚を害し咎あると為す。ゆえに馬匹亡べば咎なきなり。上に五に従いて下に初に繋がらざるは、是れ其の匹を亡うなり。初に繋がれば進まず、孚の功を成す能わざるなり。

象に曰く、「馬匹亡ぶとは、類を絶ちて上るなり」。其の類を絶ちて上に五に従うなり。類とは応を謂うなり。

周易注爻辞

中孚の時に居り、巽の始めに処り、説の初めに応ず。正に居り順を履みて、以て五を承く。内には首(こうべ)なきを毗(たす)け、外には徳化を宣ぶる者なり。陰徳の盛んなるに充つ、ゆえに「月幾望」と曰う。「馬匹亡ぶ」とは、群類を棄つるなり。夫れ盛徳の位に居りて、物と其の競争を校ぶるがごときは、其の盛んなる所を失わん。ゆえに類を絶ちて上り、正を履み尊を承けて三と争わざれば、乃ち咎なきを得るなりと曰う。

周易注小象伝

類とは三を謂う。倶に陰爻なり、ゆえに「類」と曰うなり。

周易正義爻辞

正義に曰く:「月幾望」とは、六四は中孚の時に居り、巽に処りて説に応じ、位を得て順を履み、上は五を承く。内には無首を毗け、外には徳化を宣べ、陰徳の盛んなるに充つ。月の望に近きがごとし。ゆえに「月幾望」と曰うなり。「馬匹亡ぶ、咎なし」とは、三は己と敵たり、進み来たりて己を攻む。己もし三と校戦せば其の盛んなる所を失わん。ゆえに三の類を棄つること馬の匹を亡うがごとし。上はその五を承けて三と争わざれば乃ち咎なきを得る。ゆえに「馬匹亡ぶ、咎なし」と曰うなり。

周易正義小象伝

正義に曰く:「類を絶ちて上る」とは、三の類を絶ち、三と争わずして、上に五を承くるなり。

出典