East Almanac
日本語

12. 天地否 (否)

第3爻

この爻が動けば に変じる 33. 天山遁 (遁)
六三:羞を包る。

現代解釈

天地否の六三は、閉塞期において不当な野心や迎合を重ねた結果、恥辱や窮地に陥る戒めを示しています。過ちを素直に認め、無理な自己保身を捨てて身を引くことが被害を最小限に抑える鍵となります。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 12 否 — 第3爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/12/3

易の占い

六三は陰柔にして剛位にあり、中正を失った状態で内卦の極みに位置するため、伝統的に「包羞」と称され、身の程を弁えない企てが露呈して恥を招くとされます。之卦が天山遁となることからも、無理に執着せず退いて身を慎む必要性が示唆されています。つまり、不都合な事実を隠蔽しようとせず、速やかに非を認めて分相応な立場へ退くことが賢明です。

仕事・キャリア

社内政治への加担や実力以上の地位への背伸びが原因で、周囲の不信感を買い孤立しやすい局面です。小象伝が「位当たらざるなり」と指摘するように、不当な手段で得た評価や権限は長続きせず、かえって面目を失う恐れがあります。小細工をやめて自らの至らなさを真摯に受け止め、地道な本分に立ち返ることが信用の再建につながります。

恋愛・対人

見栄や打算、あるいは隠し事の上に成り立っていた関係に綻びが生じ、気まずい真実と向き合わざるを得ない暗示があります。取り繕うほど事態は悪化し、互いに傷を深める結果となりかねません。虚飾を捨ててありのままの事実を誠実に打ち明けることこそが、関係の再出発や清算への唯一の近道です。

金運

安易な儲け話への便乗や不適切な金銭操作により、損失だけでなく社会的な信用まで損なうリスクが高まっています。無理に含み損を隠したり見栄を張って取り繕ったりすると、事態はさらに泥沼化します。甘い見通しを即座に断ち切り、早期に損切りや整理を行って身辺を清浄に保つことが重要です。

参考資料

原文

小象伝

羞を包るとは、位当たらざればなり。

古典注釈

周易本義爻辞

陰をもって陽に居りて中正ならず。小人が善を傷つけんと志すも未だ能わざるなり。ゆえに包羞の象となす。然れどもその未だなせざるをもって凶咎の戒めなきなり。

伊川易伝爻辞

三は陰柔にして不中不正、否に居りてまた上に切近す。よく道を守り命に安んずる者に非ず、窮すればここに濫す。極めて小人の情状を尽くす者である。その包畜するところの謀慮は邪濫にして至らざるところなく、羞恥とすべし。

伊川易伝小象伝

陰柔にして否に居り、不中不正にしてなすところ羞ずべきは、処ること当たらざるがゆえである。不当位に処し、なすところ道によらざるなり。

周易注爻辞

ともに小道を用いてその上に承け、位当たらず。ゆえに「羞を包ぬ」なり。

周易正義小象伝

正義に曰く、「包羞」とは、群陰ともに小人の道を用いて上に包承し、位を失いて当たらざるをもって、包承するところの事はただ己を羞辱するのみであることを言う。

一撮金爻辞

六三・三爻(下下):跡もなく蹤もなし、遠近終に尋ね難し。平地に風雲起こり、笑うに似て還た泣くを成す。

出典