East Almanac
日本語

12. 天地否 (否)

第4爻

この爻が動けば に変じる 20. 风地觀 (观)
九四:命あり、咎なし。疇、祉に離く。

現代解釈

天地否の九四は、長引く閉塞がようやく打ち破られ、共通の使命に向かって物事が好転し始める転換点を示します。公明正大な志を持ち、仲間と協調して歩みを進めることで、確かな成果と恩恵を分かち合えます。

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プロンプトプレビュー
易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。
Page: Hexagram 12 否 — 第4爻.
二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解:
https://eastalmanac.com/ja/yijing/12/4

易の占い

九四は上卦の乾に進み出た位置であり、伝統的な爻辞では「命有り、咎なし、疇離祉」とされ、天命や大義に順ずることで過ちなく仲間と共に幸運を得ると解釈されます。之卦が風地観となるため、広い視野で状況を俯瞰し、人々を納得させる指導力が求められる段階です。要するに、私利私欲を離れて公の目的に立ち、周囲と連携して動くことで、停滞していた状況が一気に打開されます。

仕事・キャリア

組織の膠着状態を打開するキーパーソンとして、上層部からの信任と現場からの期待を一身に受ける重要な場面です。小象伝に「志行なわるるなり」とあるように、明確な方針を掲げて周囲を巻き込むことで、長年の懸案事項を前進させることができます。独断専行を避け、成果や責任を仲間と適切に共有しながら進めることが成功の秘訣です。

恋愛・対人

これまでのすれ違いや冷え切っていた雰囲気が和らぎ、心を通わせるきっかけが訪れる好転期です。初六と応じる関係にあるため、根底にあった思いやりを再認識し、建設的な対話を再開できる条件が整っています。過去のわだかまりに囚われず、これからの未来について前向きな意志を素直に伝えることで、絆が深まります。

金運

停滞していた金銭の流れや共同プロジェクトに活気が戻り、健全な収益化への道筋が見えてきます。爻辞が示す「疇離祉」の通り、一人の独占を目指すのではなく、透明な協定に基づき利益を分かち合う姿勢が運気を後押しします。信頼できるパートナーと協力し、公明正大な取り決めのもとで堅実に資金を運用することが実を結びます。

参考資料

原文

小象伝

命あり咎なしとは、志行わるるなり。

古典注釈

周易本義爻辞

否は中を過ぎたり、まさに済わんとする時なり。九四は陽をもって陰に居り、その剛を極めず。ゆえにその占いは命ありて咎なく、疇類たる三陽みなその福を獲る。命とは天命を言う。

伊川易伝爻辞

四は陽剛健体をもって君に近き位に居る。これ否を済う才をもって高位を得た者である。上を輔けて否を済うに足りる。然れども君道まさに否塞の時にあたり、逼近の地に処すれば、悪むべきは功に居りて忌を取るのみである。もし動くこと必ず君命より出で、威柄を一に上に帰せしむることができれば、咎なくしてその志行われん。事みな君命より出づるを得しむれば、もって時の否を済うべし。その疇類はみなその福祉に附離す。離は麗なり。君子の道行わるればその類と同じく進みて天下の否を済う。これが疇の祉に麗くことである。小人の進むもまたその類をもって同じくする。

伊川易伝小象伝

君命あれば咎なしを得て、ここに否を済うべく、その志の行わるるを得るなり。

周易注爻辞

それ「否」に処して命を有つべからざるは、応ずる所の者が小人なるを以てなり。小人に命ずれば、君子の道を消ずる者となる。今、初は志君に在りて窮下に処す。故に命有りて咎無く、疇も福に麗くべし。疇とは初を謂うなり。

周易正義爻辞

正義に曰く、「有命無咎」とは、九四が否の時に処し、その陰爻はみな小人である。もし小人に命ずれば君子の道は消ず。今初六は志君に在り、正を守りて進まず、窮下に処す。今九四が命ありてこれに命ずれば、ゆえに「咎なし」。「疇離祉」とは、疇は同輩を言い、初六を指す。離は麗なり。麗とは付着を言う。九四が初に命ずれば、身すでに咎なく、初すでに命を被りて祉福に附依することを言い、初六が福を得ることを言う。

周易正義小象伝

正義に曰く、「有命無咎」の義を釈している。九四に命ありて咎なきを得るゆえんのものは、初六の志意が行わるるを得て、正を守りて上に応ずるに由る。ゆえに九四の命は咎なきを得るのである。

出典