周易本義爻辞
茹は人余の反。彙は于位の反、音は胃。否卦も同じ。
三陽が下にあり、相連なって進む。茅を抜くに根が連なる象であり、征行の吉なるを証する。占う者が陽剛であれば、その征行は吉である。郭璞の『洞林』では彙の字で句を切る。下の卦もこれに倣え。
第1爻
初九:茅を抜くに茹して其の彙を以てす、征けば吉。
地天泰の初九は、志を同じくする仲間と根を結び合って前進する好機の訪れを示します。単独ではなく結束して歩み出すことで、順調な発展と成果が期待できる時期です。
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易経・四柱推命のリーディング依頼(eastalmanac.com より)。 Page: Hexagram 11 泰 — 第1爻. 二層構造で解釈してください。1)理法の根拠:卦爻の変爻や干支五行の力点と注意すべき盲点。2)実践的アドバイス:問いに対する率直な結論、動詞から始まる2〜3の具体的な行動指針と内省の要点。決定論を排し、自省と意思決定の参考にしてください。出典・詳解: https://eastalmanac.com/ja/yijing/11/1
初九は剛健な陽爻が最下位に正しく位置し、六四の陰爻と応じることで、茅を根ごと引き抜くように同朋を率いて進む象をとります。伝統的な解釈では「茅を抜くに其の彙を以てす、征けば吉なり」と説かれ、志を同じくする者と連帯して外へと向かう進取の気が吉をもたらすとされます。この爻が動くときは、万事において仲間と連れ立って行動し、衆人の力を借りて目標を推し進めることで吉を得やすくなります。一人の力に頼るのではなく、信頼できる仲間と手を携えて前進することが成功への近道となりやすいと言えます。
新たな事業やプロジェクトの立ち上げ期にあたり、個人の力だけでなく周囲との連携が大きな推進力を生み出します。共通の目的意識を持つ仲間や同僚を巻き込み、チームとして足並みを揃えて開拓を進めるのに最適な局面です。単独行動を避けて周囲と緊密に協力し合うことで、着実に活動基盤を広げられます。
共通の知人やコミュニティを通じて、価値観の合う相手との良好な絆が育まれやすい時期です。交際中であれば、お互いの友人関係や家族を含めた開かれた交流を持つことで、二人の信頼関係が一層強固になります。飾らない連帯感と自然なコミュニケーションを大切にすることで、関係は順調に深まります。
独断による勝負や投機的な行動を控え、仲間との協力や共同での企画を通じて手堅い基盤を築くのに向いています。透明性の高いパートナーシップや情報共有を重視することで、小さな元手からでも持続的な拡大が見込めます。周囲と誠実に協調しながら歩みを進める姿勢が、長期的な金銭的安定につながります。
茅を抜き征けば吉とは、志外に在ればなり。
周易本義爻辞
茹は人余の反。彙は于位の反、音は胃。否卦も同じ。
三陽が下にあり、相連なって進む。茅を抜くに根が連なる象であり、征行の吉なるを証する。占う者が陽剛であれば、その征行は吉である。郭璞の『洞林』では彙の字で句を切る。下の卦もこれに倣え。
伊川易伝爻辞
初は陽爻をもって下に居る。これ剛明の才ありて下に在る者である。時の否にあるときは君子は退きて窮処し、時すでに泰なれば志は上進にある。君子の進むや必ずその朋類と相牽引し助け合う。茅の根のごとくであり、その一つを抜けば連なって引き起こされる。茹とは根の相連なるものであり、ゆえに象となす。彙とは類である。賢者はその類をもって進み、同志して以てその道を行う。ここをもって吉である。君子の進むや必ずその類をもってす。ただ志が先を争わず善をなすを楽とするのみならず、実に相頼りて以て済うのである。ゆえに君子も小人もいまだ独立して朋類の助けに頼らざる者はいない。古より君子が得位すれば天下の賢者が朝廷に萃まり、同志協力して天下の泰を成す。小人が在位すれば不肖の者が並び進み、然るのちにその党が勝ちて天下は否となる。蓋しおのおのその類に従うのである。
伊川易伝小象伝
時がまさに泰とならんとすれば群賢はみな上進を欲す。三陽の進まんと欲する志は同じである。ゆえに茅茹彙征の象を取り、志は外にありて上進するのである。
周易注爻辞
茅の物たるや、その根を抜けば相牽引する者である。「茹」とは相牽引する貌である。三陽は志を同じくし、倶に志は外にあり。初は類の首となり、己れ挙がればすなわち従うこと「茅茹」のごとし。上は順にして応じ、違距せず。進みてみな志を得る。ゆえにその類をもって「征きて吉なり」である。
周易正義爻辞
正義に曰く、「茅を抜くに茹たり」とは、初九が上に往かんと欲し、九二・九三もみな上行せんと欲す。己れ去ればすなわち従い、茅を抜くときにその根を挙げ相牽茹するに似ている。「その彙をもってす」とは、彙は類であり、類をもって相従うことである。「征きて吉なり」とは、征は行である。上は坤にして下に順じ乾に応ず。己れ去ればすなわち納る。ゆえに征行して吉である。
周易正義小象伝
正義に曰く、「志外にあり」とは、「拔茅征吉」の義を釈している。その三陽の志意がみな外に在り、己れ行けばすなわち従い、「茅を抜きて征行す」るがごとくして吉を得る。これは外物を仮りて以て義を明らかにしたものである。
一撮金爻辞
初九の初爻、上中:東辺の事、西辺にて成る。風物月華明らかに、高楼に笛の声を弄す。